アナライズ

チャプター論 / Chapter theory

【 マーケティングと心理学 】

人には何かを判断、決定を するその時の時期と置かれている心境が物事を決断する時に大きく影響すると思うのだが、マーケティングでターゲッティングをする際に今までは大きく性別、 年齢層、地域、アンケートや総務省、NHKが発表する推移データ等を参考に予測を立て仮説のもとにターゲット層にアクションを促す為のコピーや合わせた価 格、販路、カスタマーを設けていたが、最近のIoTやビッグデータの活用等でより細部での違いを見極める必要がある。

最近マーケターの中でも購入年齢層などで判断した右向け右のメディア戦略は効果がなくなり、個人の趣向はバラバラになって来ているためもっと別の物差しが必要かもしれないと言われている。

私が考えるチャプター論はその名の通り個人をチャプターでターゲッティングする必要があるという仮説だ。

人 の人生にはその時の時期という物があり、それらは日々変化していく、大きくみれば時代だ。石器時代も鎌倉時代もいきなりその時代に変化した訳でなく、於か れる環境の変化に伴う方向性によって基準が変わって来た結果、現代は産業革命、テクノロジーの発達で様々な事ができるようになった平成という時代のカテゴ リーであるにすぎない。

何が言いたいかというと価値という物はゆるやかに日々変化しており、その価値のもとに人は選択し判断していく。

つ まりその人個人にもそれぞれに時代と同じくその時期というのがある、それがその人にとっていい時期もあれば悪い時期も当然ある。運勢みたいな物もあるかも しれないが、例えば友達3人で集まったとしてもその場では共通するコミュニュティ内(学校や職場、親戚など)での話になるが全員於かれている時代は違うの だ。

その為年齢層などマスで はなくピンポイントでその人をデータに起こし最も効果的な心理的面での予測を立てマーケティングしていく事が今後重要である。本人が解決策を解っている場 合はgoogleで検索して解決すれば問題ないが、大半の場合は問題提起をして初めてそこの価値に気付くという事が多々ある。

ビジネスの根本は不安要素を無くし人類が安全に豊かに過ごす為の活動として、立法行政司法の基においてみんなで役割分担してやりましょう、という事の他ならない。

景 気はその時の国民の気分を反映していると言われるが、便利な時代に入り、それぞれが考える事が千差万別になり、その国民の気分が一連性を持たなくなって来 ているのでは無いか?と考えている。そこに近年のメディア媒体の飽和による影響力、信憑性の低下、世襲変化が早過ぎてスピードの認識が世代ごとに大きく変 わってしまい意識上での世代格差が広がって共栄が難しくなっている、

チャプター論に戻すと、要はさらに細かくデータマイニングをし、そのデータからその人のおかれている現状背景心理状態まで読まないとならない時代であり、根拠として当然のように求められて来る。

チャプター論は影響力が大きい順にカテゴライズしていき、Aという物を広めたい或は売りたいと思ったとき心理的影響度が強い物事から決めて行く。

年齢、性別、地域、職業、性格、容姿、四季、天気、色、3大欲求、悩み、不満、金銭、家族構成、恋人、病、好きな動物、酒タバコ/+?

このくらい項目があるとする、これらを仮に Xさんを適当に当てはめるとする。

年 齢は27/女性/静岡県在住/公務員/真面目で明るい性格/身長157cm 体重52kg 黒髪 猫背 綺麗系/夏/晴れ/黄色好き/正常/最近少し太ってきてる/職場環境での残業が多い/趣味に使える余裕はあまり無い/1人暮らし/いる/偏頭痛持ち/猫好 き/飲まない吸わない/+?

こ の割と普通っぽい感じのXさんのデータがある時に何を予測するかである、問題解決の点から言えばネガティブの要素をピックアップすることが良いだろう。例 えば、少し太った=痩せたいと解釈しフィットネスクラブやサプリ、ダイエット本、ランニングウェアやシューズ、或は相対的に判断し、それらに近い提案をす る、またはそこを逆手に取り夜に思わず食べたくなる限定生産のケーキをデリバリーしてくれるサービスでもいいかもしれない。

これらは人口知能やテキストマイニングでほぼ簡単に解決出来るだろう、ここでの問題はチャプター論で心理とXさんの時代にある。

アドネットワークでXさんへダイエットサプリを広告で表示するのは簡単かもしれないが、問題は次の時代(新たな価値)への提案である。それがXさん自身にとっては何かは解らない、しかし枠組みの統計学の数字には決して出てこないなにかがある。

仮 に太った=ダイエットという判定で終わるのではなく、長い目で促進させる方がよい、ダイエット判定→(A)市販サプリ→(B)運動法調査(ヨーガ、呼吸 法、筋トレ、ピラティス)→(C)軽い運動による効果測定(体重計測アプリ、SNSに自分の写真や日記)→(D)適正なシューズウェア→(E)ランニング にあうipod専用音楽→(F)ジム入会→(G)効率化(ダイエットプロテイン、サウナ)→(H)運動習慣化→(I)10kmマラソン大会出場 、、、(Z) +?

上のよう に段階的にランク判定をして薦める、これがグラデーションのように移り変わるチャプター論である。このようにダイエットというキーワードからその人の習慣 にまで深く関与する。これがXさんもやらなければ解らなかった、新たな価値である。この価値にはダイエットという項目以外にも多くのメリットをXさんにも たらすのである。

つまり今その人はどの時代(時期、心理状態、抱えている問題)にいるのか?それらを踏まえた細かい分析とベストソリューションが今後さらに必要になるかもしれない。

変化をもたらす新たな事に挑戦することは何よりも人生を一層おもしろく価値ある物に変えてくれると私は信じている。

そしてマーケティングの根幹はまず人を好きになる事にあると思う。

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